そんなワケでまだ寒いながらも、今日は1日バイクでちょっとしたツーリングに出かける予定を立てていた。
山の方は平地より気温も低く、凍結の恐れもあるため、今回はノンビリ海でも眺めながら富山方面へ走って、冬が旬の 「たら汁」 でも食べてこようかと。
(新潟県〜富山県境付近は 「たら(鱈)汁」 が名物なのだ。)
その後は、冷えた身体を日帰り温泉でも入って温めてこようかな、と。
そんなコトを昨日地図を見ながら考えていたら、どうしても急ぎの仕事が入ってしまい、今日は仕事になってしまった。
あきらめきれない私は朝6時から仕事を始め、なんとかギリギリ午前中で終わらせたのだった。
しかし午後からの出発で富山に向かうには、時間的に遅いし余裕が無い。
だが、私の頭と胃は昨日からすでに 「たら汁」 の準備ができている。
仕事中に噛んでいたガムも、なんとなく鱈の味がしてしまうくらい、私はすでに 「たら汁」モード なのだ。
そんな思案の末、温泉はあきらめて 「たら汁」 だけに目的を絞ってバイクに跨り、昼飯も食べずに走り出した。
国道116号から柏崎市を抜け、海沿いの国道8号に出た。
気温は10度で日差しもあるが風もあるため、それなりに重ね着をしてきたが体感温度は思ったより低い。
途中、何度も休憩して暖かいものを取ろうと考えたが、時間が気になってしまって一度も休憩せず、写真も撮らずに、約160km走って糸魚川市にある道の駅 「親不知ピアパーク」 にたどり着いた。
この道の駅 「親不知 (おやしらず) ピアパーク」 は日本初の海上インターチェンジである北陸自動車道 : 親不知ICの高架橋下のスペースにある道の駅で、ここにあるドライブインでたら汁が (もちろんそれ以外のモノも) 食べられる。
べつにココでなくても市内の食事処で食べられるのだが、ここは富山方面への行き帰りの、私のいつもの休憩地点であり、広い駐車スペースと海を眺める公園のようになっていて、ここでおり返すのが丁度いいと思ったからだ。
バイクを止めてトイレに入り、さてお待ちかねのたら汁を・・・と思ってドライブインに入ったら、なんだか静かではないか。
カウンターの上を見ると、 『本日の営業は午後4時までです』 の文字が。
時間を見ると・・・午後4時7分。
なんてこった。
ここまで寒い中、昼飯も食わずに休憩もせずに160kmも走ってきて、わずかの遅れでこの仕打ちとは・・・。
まあイイさ。
べつにココで食べれなくても、他で食べればイイのだ。
憎いドライブインとりあえずせっかく来たんだし、でも時間も無いのでテキトーに写真を撮って後にした。

左 : 道の駅 「親不知ピアパーク」 の位置
右 : 親不知の海

左 : 敷地内にある亀の像。 ピアパークを訪れる人々の幸福・長寿の願いをたくし、設置したもの。 海亀像の名前はミリオン : Million
右 : あやかりたい・・・。
少し新潟方面に戻った糸魚川市内にある食事処 「銭形」 という店でたら汁定食を食べることにした。
たら汁定食 ¥1,580(肝心なたらの身の写真を撮り忘れたので、単なる 「汁定食」 にしか見えませんが。)
出てきたたら汁はかなり肉厚の鱈が入っており、南蛮エビの刺身も大きくて甘く、充分な食べ応えがあるものだった。
そして、なにより美味しい。
冷え切った身体も、汗をかくほど芯から温まった。
ここまで身体を冷やしてきて良かったと思えた程だった。
ごちそうさま。
時間は午後5時半。
満足した私は、時間に追いかけられるように、家の方へと走り出した。

今日の夕焼けはいい色だった。
本日の走行距離:315km
